木と、地球の環境問題とは密接な関係にあるということをご存じの方も多いでしょう。
樹木は大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素化合物として固定するといった自然界の重要な働きを担っており、その働きも老齢木よりは若齢木の方がより盛んです。
 伐採後の樹木は、新たに二酸化炭素を吸収する機能はないにしても、燃やさなければ炭素を固定し続けます。
 住宅などでは使用した木材はなるべく長く使い、住宅としての役割を果たした後でもその加工のしやすさを利用しリサイクルすることができます。
 また、木材は再生可能な資源ですので、伐採後は再び植林を行い木を育てるということが、二酸化炭素の増加を抑制し、環境保全につながることになります。
 木材は建築材料として日本の気候風土に最も適しています。断熱性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かく、湿度の高い梅雨は水分を吸収してくれるなど理想的な生活空間を提供してくれます。熱伝導率は鉄の200分の1、コンクリートの4分の1の低さであり、調湿能力は3mの10cm角の柱1本で、一升ビン1本分の水分を出し入れできるといわれており、結露を防ぎます。

処理前・処理後の比較  
ひのき
耐炎木材・防カビ・抗菌仕様(無塗装)
すぎ
耐炎木材・防カビ・抗菌仕様(無塗装)
 

 住宅を持つ場合には約8割の方が木造住宅を希望するという結果が出ています。その理由も「通気性・保湿性など居住性が良い」といった現実的なものから、「昔から住み慣れている」、「木にはやさしさ・温かみがある」といった感覚的なものまで多岐にわたっています。古来から日本人が慣れ親しんできた、木や木の家が与える精神的やすらぎは、現代人に必要とされているものの一つと言えるのではないでしょうか。

 我が国において木材は、唯一の持続的生産可能な環境調和型資源であり、その木材を生み出す森林は、二酸化炭素を吸収・貯蔵する。排出される二酸化炭素は3億2千万トンに達し、その26%、8千3百万トンは森林が吸収し、地球温暖化防止と環境保全の役割を担い、地域産業に活性化を与えることが出来るとされる。近くの山の木は近くで使用することが地域環境保全と地域活性化に繋がっていく。木材のような生物資源で重要なことは、鉱物資源や化石資源のように枯渇が背景にあるものと違って再生・更新・世代交代という未来につながる前向きな可能性(持続可能性)を有していることにある。木は切って使い、植えて、育て、保全するということは、循環型資源木材の最も重要なことである。
 都市部において、森林から生産される木材を沢山利用し、耐用年数を延ばし、リサイクルの推進は、都市における森林保全に繋がり、都市部におけるもう一つの森林になりえます。

左:防カビ・抗菌・耐炎木材 右:無処理  左:防カビ・抗菌・耐炎木材 右:無処理  
 このように木には、大きな役割があり、これからも次の子孫に残すことができる、唯一国内産が可能な大切な資源です。
耐炎木材は木の「燃える」、「腐る」、「曲がる」という欠点を解消し、木材の可能性を大きく広げることができ、安全で環境に優しい木材です。


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